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村上かつらブログ

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負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ 〜映画「立候補」〜

立候補_convert_20131007013222




わっ!更新しなさすぎだ!
時が止まっとるやないか!



夏が終わってた・・・。



■ ■ ■ ■ ■



今回、作画中ゆいいつ観に行った映画、
映画「立候補」(これが正式な表記、らしい)。

この映画のことが、ずっと書きたかった。



舞台は、まだ記憶に新しい、2011年の大阪府知事選。
いわゆる、泡沫候補と呼ばれる立候補者を追った
ドキュメンタリーだ。



カメラは主に、マック赤坂氏を追いかけているが、
たぶん、候補者の中でこの人がいちばん、
気安くカメラを受け入れてくれたのだろう。



後半、マック氏に巻き込まれる形で
うっかり出演(させられている)面々から想像するに、
DVD、ブルーレイ化は、ないかも・・・
ぜひ劇場に足を運んでいただきたい。



■ ■ ■ ■ ■



大学生の頃、
「担当編集」ではないけど、
いろんなところに連れ回して下さって、
わたしに「文化」を授けてくれた編集さんがいた。



そのYさんが、わたしに、

「あなたは一生、
 非合理的なものへのこだわりを描き続ける人」


と言ったことがある。



非合理的なものへの、こだわり!!!

わたしが描いてるもの(愛してやまないもの)って、
非・合理的だったのか!!(知らんかった・・・)


と、目から鱗が落ちたのだが、
今思えば、「こいつ多分、一生売れねーな・・・」と
密かに案じてくださっていたに違いない。



映画「立候補」を観て思った。
やばい、やっぱり、こういうのが好きなんだって。



■ ■ ■ ■ ■



「負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ」



当選した松井一郎氏の得票数は、2,006,195票(54.73%)
対して、マック赤坂氏の得票数は、21,479票(0.59%)。
実に、両者の差は・・・えーと、何倍だ?? 



藤岡監督の言葉を引用すると、

「(略)彼らは本気なのか?

 本気ならどうやってその世界を実現しようと考えているのか?

 本気じゃないなら何が目的なのか?」




「負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ」




この答えは、
屈託なく陽の当たる道だけ歩いて来た人には
どんだけ考えたってわからないだろうし、
わかんなくたって大丈夫。



「誰かが、この(非合理的・非生産的な)役割を
 請け負わなかったら、
 人類全体として、じつは、ヤバいんじゃないか?」

という、危機感。バランス感覚。


こんなの、わかんない人はわかんなくていい。



・・・思い込みだもの。

世間様の「ものさし」から外れてしまった人間が、
自分に存在意義を授けるための、最後の砦。



だって、なんらかの形で、
役に立っていたいのだ!

無駄にしかならないのなら、
無駄だって、意味がある、と。

世界のバランスをとるための
反対側の重しになっているはずだ、と、

信じていなきゃ、やってらんないのだ。



■ ■ ■ ■ ■



今回の原稿の最終日・神楽坂のバーで、
アシスタントさんの前で、
なんのために描いてんのかって聞かれて、
一瞬言いよどんだのだけど(はずかしいし)、


やっぱり自分は、誰かが書き留めておかないと
なかったことになってしまうような、
1円にもならないけれど、
だけど確かに存在した
ちっぽけな気持ちを、
ゴミ拾いみたいに集めて行きたいと思った。いい歳して。


もしそれを描き続けることが許されるなら、


「 誰かの、ゴーストライターでも、いいんだ、」


って
思わず口から出たとき、



これ、デビュー作を描いたときとおなじ気持ちじゃん!
(短編集1のあとがきより)
って、思って、自分でびっくりした。



いまの状況(分に過ぎた雑誌での連載)は、
もちろん、有り難いのだけれど、
自分の16年間の漫画生活の中ではちょっと特殊で、
一回、「うわああああああああ!!!!」ってなって、
思わずブログの更新が止まってしまった。



自分が本当に描きたいこと
本当にやりたいことが
今ほど明確になったことはない。
連載を終えたらいちから出直したい。




■ ■ ■ ■ ■

ちなみに、このテキストを書いている今日、
新宿バルト9で「地獄でなぜ悪い」観てきました!
最高!!!!バカ最高!!!!!
エンドロールとともに客席から拍手が!!!!

どっちをブログに書こうか迷ったけど、
まずは「立候補」だ!
みてね!!



  1. 2013/10/07(月) 02:12:31|
  2. 映画・展覧会
  3. | トラックバック:0

あわてて告知!

ご報告が遅れましたが、

「一同、霊!」第3話

現在発売中のビッグコミックオリジナルに掲載中です。

どうぞ、お手に取ってみて下さい。



スクリーンショット 2013-07-27 22.25.14


「一同、霊」は隔号連載です。
毎月20日発売のほうに載っています。
(^^)



■ ■ ■


「オトナファミ」9月号
「いま泣ける漫画ランキング2013」で、
「ラッキー」を紹介していただきました。



オトナファミさんには、先月号でも「一同、霊!」を紹介していただき、
丁寧に2冊も見本誌を送っていただきました。
「オトナファミ」、何を隠そう、愛読してます。
家族に、「もらったから、今月号は買わないでー」とメールしました w



「ディスプレイグラス」(いわゆるパソコンめがね)が付録に!

IMG_1168_convert_20130727223508.jpg

  1. 2013/07/28(日) 23:48:03|
  2. その他
  3. | トラックバック:0

「大日記マンガ展。」@ポポタム

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漫画家の藤枝奈巳絵ちゃんの個展

「大日記マンガ展。」
(@目白 ブックギャラリーポポタムにて 7月5日〜9日)

に遊びに行ってきました。



2日連続でお邪魔したのですが、日曜日の今日、
赤ちゃん連れの若いカップルのお客さんを多数お見かけして、

「なみえちゃんのブログ、(赤子よ日記)の読者さんでは・・・!」と、

なんだかどきどきしました。



なみえちゃんの日記マンガが大好きです。
ネットを巡回したら、
なみえちゃんの日記マンガで〆て、布団に入ります。
癒しという言葉からをもはみ出す、ゆるゆるした不思議な肯定感。
癖になる藤枝奈巳絵わーるど。



現在の日記マンガは、
昨年家族に加わった「赤子」との日常がメインなのですが、
赤子からみた世界(だと、なみえちゃんが想像する世界)が新鮮で面白い。



展示スペースでは、旦那さまが編集されたという映像も上映されていて、
日記マンガの制作過程を知ることができます。
メモ帳(ふつうのメモ帳!)1枚に1コマを描いて、スキャンして、色をつけて・・・
そんな作業風景のそこここに、「赤子」の姿があります。なごみます。



会期は7月9日まで(あと2日!)
ご興味を持たれたかたは、ぜひ、「赤子よ日記」からどうぞ。




■ ■ ■

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青林工藝舎「アックス」藤枝奈巳絵特集号



会場に来ていらっしゃった、
アックス編集部のみなさん&漫画家さんとの飲み会にも
紛れ込ませていただきました。
こんな濃い方々と、マンガの話ができる幸せ!!!


こちらが(HPで見て)一方的に慕っていた、
アックスの看板犬「ラッキー」のお散歩コースに、うちの近辺も入っていた!
わあい!!
そのうち、ひょっこり会えるかな???




  1. 2013/07/07(日) 23:48:08|
  2. 映画・展覧会
  3. | トラックバック:0

「一同、霊」第2話

cover-6.jpg



本日発売の、ビッグコミックオリジナル誌に、
「一同、霊」第2話が掲載されました。


今回も試し読みができます。

BIG3NET
■小学館ビッグスリーネット


本誌は隔週発売ですが、「一同、霊」は月イチでお届けしております。


そうそうたる先生方のなかに、自分の絵を見つけると、じんわり汗が・・・
まだまだ場違い感がぬぐえません。
精進します〜〜(^^)


  1. 2013/06/20(木) 21:33:08|
  2. 仕事(ご報告)
  3. | トラックバック:0

第29回 歌供養

IMG_1007_convert_20130613161209.jpg




ご縁をいただいて、作曲家・船村徹先生の「歌供養」という
パーティに出席させていただきました。



出版社・漫画家のパーティでは、
そろそろ肩身が狭くて、どうにも居づらいのだけれど、
別の業界・・・芸能界・政界・文壇・マスコミ、などなど、
第一線でご活躍されてきた大御所の集まるこのパーティでは、
自分は、ただただ、有名人を遠目に見てはしゃぐだけの、
吹けば飛ぶような若造(若くないけど!)でしかなく、
なんというか、気が楽です。



■ ■ ■



はじめて、この歌供養に出席させていただいたのは、6年前かな。
驚きました。



パーティ会場とは別のスペースに、祭壇が組まれ、
列席者は一輪づつ、菊の花を受け取ります。
船村先生は「施主」と紹介されて登壇され、
先生のご生家のある栃木県から、導師さまがいらして、お経をあげます。
われわれは祭壇に花を手向け、静かに手を合わせます。
まるで告別式のよう。



そう、「歌供養」の「歌」とは、
ヒット曲の陰で、世に出ることなく、お蔵入りとなった楽曲のことなのでした。
そんな楽曲達を弔う、年に一度(今年で29回目だそうです)の式典が、
この「歌供養」なのです。



先生の、楽曲への深い愛に驚愕するとともに、
引き合いに出すのも憚られますが、つい、
自分、没ネームどうしてるっけ?と、しばし考えをめぐらせます。


机の・・・引き出しに・・・放置したまま・・・


いつかまた別の機会に、と、思ったまま、生かすでも殺すでもなく、眠っています。
成仏できていません。



■ ■ ■



一流の人と、わたしのような凡人と、なにが違うのかなって、
圧倒的に、エネルギー量みたいなのが違う。
その出し惜しみなさ加減が違う。
ぜんぜん違う。



そのエネルギーの正体って、
ひとことで言うなら、「愛」。

泥臭く言い換えるなら、「執着」。



この「歌供養」は、楽曲だけでなく、太平洋で戦死した先生のお兄様と、
26歳の若さで亡くなった盟友・作詞家の高野公男氏の供養の式典でもあります。



死に別れた親友を、58年間、変わらず想い続ける心は、どんなに強いだろう。
辛い記憶は、薄めて薄めて、忘れて、それが生きる知恵だと言う人もいるのに。



■ ■ ■



「執着」は磁場をつくり、人の心を惹き付ける。演歌との相性よすぎ。
(;;)



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  1. 2013/06/13(木) 16:32:27|
  2. その他
  3. | トラックバック:0

ぬいぐるみラッキー☆


いつも「ラッキー」を応援していただいております、
宮脇書店帯広店さんより、
店内のディスプレイ写真を送っていただきました。

・・・これはうれしい!


宮脇書店帯広店ラッキー1

↑ ↑ ↑

その中に、ぬいぐるみのラッキーをみつけて、感激です・・・☆
か、かわいい〜〜〜
(どこにいるかわかるかな??)





宮脇書店帯広店ラッキー2

よくぞ、このかたちのモコモコぬいぐるみを見つけて下さったなあと思います。
(当時、作画モデルにするために探していたので・・・)



■ ■ ■



ラッキーのモデルは、SONYの「AIBO(アイボ)」ですよね?
と、当時よく聞かれましたが、
実は、バンダイの「プリモプエル」という赤ちゃん人形を、
かなり参考にさせてもらっていました。



もう7年以上前のことになるので、
何の記事で読んだのか忘れましたが、
プリモプエルには架空の幼稚園(プリモプエルようちえん)があり、
別売りの園服を買って登録すると、バンダイの社屋での、入園式に参加できるそうです。


わたしが、「おお!?」と思ったのが、
入学式でのイベントの中に、身体測定 があったことです。


その時は、
「既成の人形の背丈・・・を!?」って、思ってしまったのだけど(ごめん)、
徹底して、プリモを「人間の子供」として扱うメーカーの姿勢に、ハッとさせられました。
さすがバンダイ、世界観を売る企業。



というわけで、
メーカー側が、犬ロボを徹底的に「犬」扱いしたイベントを開催する、
というイベントは、この、プリモようちえんの身体検査からきています。
ほかにも、ネットからプリモプエルのパパ&ママ(ユーザー)の声を拾って、
アニマルセラピー、ロボットセラピーの存在を知り、
ラッキーは介護ロボットとして改良されていったのでした。



■ ■ ■



こんなことを思い出したのも、つい最近、
ラッキーを数年ぶりに読み返したからなんです。



自分の絵というのは、やっぱり、つらくて、
読むと、「ここも、ここも、描き直したい・・・」とか思ってしまうので、
昔描いた漫画はなかなか手に取る勇気が出ません。



宮脇書店帯広店さんのおかげで、
ふたたびじっくり読み返すきっかけになりました。
感謝です。
(^^)



まさか2013年に、こんな画像を載せることができるなんて。しあわせだなあ。

宮脇書店帯広店3

  1. 2013/05/27(月) 17:41:02|
  2. 【ラッキー】
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