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村上かつらブログ

誰でもいいから 一秒でも早く 結婚したい

「Hatch」1巻(祥伝社フィールコミック)9月7日発売!



「FEEL YOUNG」2012年1月号より連載が始まった
「Hatch」が、いよいよ、単行本になります。



刊行に伴って、ホームページもちょこっとリニューアルしました
http://katsura-murakami.com/index.html/


京都の写真も追加しています~(about Kyoto 離れて想う京都)
http://katsura-murakami.com/index.html/pg154.html




■ ■ ■ ■ ■



「誰でもいいから、一秒でも早く、結婚したい」



一瞬でも、
そう思ったことはありますか?


わたしは、あります。


28歳のときでした。




ガマガエルでいいから結婚したい!と、
神様に祈ったのをよく覚えています。



「ガマガエルみたいな人」じゃなくて、本物のガマガエルでいい、
と言っていたよ、と、後に友だちに言われて苦笑しました。



もちろん、こんなことを言い出す時は、まっとうな精神状態ではありません。



28歳になったある日、とつぜん、自分を見失った!!!のです。

どんな服を着たらいいのか、わからなくなってしまった。
前髪をどうするべきなのか、途方に暮れてしまった。
商業誌で漫画を描きながら、資格のパンフレットを集め出してしまった。

その秋、わたしは、ジムにエステにマクロビにスピリチュアルに、はまりました。
今思うと、何が自分を、不安に駆り立てたのでしょう。





これは、あくまで私見ですが、
世の中で、28歳女子というのが、いちばん、

「わたし、もう若くない!!!」

思っているような気がします。

29歳よりも、30歳よりも。

それはもう、ひりひりするような焦燥感でもって。



28歳、それは、
若者の最年長であり、おばさんの最年少であります。
もちろん、10歳から見たら、23歳もおばさんだし、
40代からみたら、28歳なんて全然子どもです。



でも、社会人として、

「とりあえず、オマケしてもらえる期間はここで完全終了だからね。
 次のコと変わってね。」

と、背中を押される年齢であります。



当たり前にそれを失った今、

「なんで、あんな、自力で手に入れたわけでもないものに固執したんだろ?」

と、不思議に思いますが、
あの頃、「いよいよ、この、甘美なオマケ(若さによる特権)を失うんだ」、
ということが、ひどく耐え難いことのように思えました。



そして、その時初めて、
「自分は、この人生に、確かなものを何ひとつ持ってないじゃないか・・・」
(言葉にすると J-POP くさいですが切実)
と気付いて愕然としたのです。



こんな、価値のない自分、ただただ生き散らかしてしまった人生を、
今さらだが、誰か回収・・・引き取ってはくれまいか・・・・・・
にごり池のガマガエルでいいから・・・・・・



これが、「誰でもいいから結婚したい」の正体でした。



もちろん、ここにこんなことを書けるのは、
漫画本編の落としどころは、ここではないからです。
これは、あくまでわたしの物語。どこにでもよくある話です。



■ ■ ■ ■ ■



本編の主人公・宮下のえみは、
結婚はおろか、まともに恋愛をしたことがない28歳。



「独身のまま死んだ叔母」の葬式をきっかけに、
「誰でもいいから、一秒でも早く、結婚したい」という、
強い思いを抱くのですが・・・。



物語には、彼女を中心に、3人の28歳女子が登場します。
それぞれの悩みに、ご注目ください。




■ ■ ■ ■ ■



どうぞ、9月7日をお楽しみに!



hatch-1.jpg


28歳という数字は、人によって、25歳だったり、29歳だったりすると思います。
みなさんが、「 思わず、自分を見失った!!!年齢 」を当てはめてみてください☆





  1. 2012/09/05(水) 22:36:13|
  2. 【Hatch】
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